外構工事の良し悪しは、信頼できる工事業者に頼むかどうかで、ほぼ決まってしまいます。まずは、信頼できる工事業者を目利きするためのポイントを押さえましょう。家(建物)を建ててもらったハウスメーカーや工務店に庭の外構工事も一緒に頼もうか・・・そう考えている方もいらっしゃると思います。注意していただきたいのは、ハウスメーカーや工務店は建物を建てるプロではあっても外構工事のプロではないということです。外構も細部まで検討しておかないと、使い勝手の悪さに日々悩まされてしまいます。道路に面した外構は、後から簡単にリフォームしやすい場所ではありません。後悔のない家づくりのためには、外構のデザインや設計についても熟慮することが大切です。
- 基本的に自社でデザインプランを行ってくれるか。
- デザインが良く、建物やライフスタイルまで見据えた外構を提案してくれるか。
- 外構工事を専門に行っているか。
- あなたの希望、金額等も相談に応じてくれるか。
- 引き渡し後も責任をもって修理やメンテナンスに対応できるかどうか。
- 保証やアフターサービスが整備されているか。
植栽
門からアプローチ、ガーデンなど住まい全体に植える樹木や草花を植栽といいます。
植栽が持つ役割は、まず、プライバシーを守ること。道路や隣地からの視線を遮り、アプローチから室内への覗き込みを防ぎます。
2つめは、花や香りなどで季節感を演出し、空間を美しく彩ることです。緑があると心が落ち着きます。
そして、日差しを調整し、室内環境をコントロールします。葉の大きな落葉樹を植えれば、夏は日差しを遮り、地面からはねかえる熱も遮断。さわやかな木陰もつくります。冬になると落葉して、暖かな日差しを招き入れます。四季を感じられます。
常緑の中高木で密度の高い生け垣をつくると、強風をやわらげてくれる効果があります。
外構は6つのゾーンで構成
1.駐車ゾーン
道路との関連を踏まえて、安全に駐車できる場所に、車の大きさ・台数に応じたスペースを確保する。カーポートや門扉のデザインも考えます。
車が駐まっていない時の駐車場の見え方にも着目して、芝生を植えたり、レンガを埋め込んだりするといいですね。
2.アプローチゾーン
門から玄関までのアプローチゾーンは、外観のバランスを左右します。位置、向きを十分に検討すること。玄関ドアは開けたら、道路から家の中が見えてしまわないよう、道路の真正面に向けるのは避けるとか塀をつくって目線をきるなど工夫します。
3.ガーデンゾーン
日当たりのよい南側が一般的。
植栽を施したり、ウッドデッキを設けることができますが、どんな庭にしたいのかをはっきりさせることが大切です。
たとえば、手入れが不可欠な植栽の庭は、共働きで忙しい家庭では難しいもの。
しばらくはウッドデッキや、石やレンガを敷いたテラスにしておき、時間ができた段階で土の庭をつくるなど目的に応じてガーデンを変化させましょう。
4.道路境界ゾーン
プライバシーとセキュリティーの確保がポイント。
高い塀にすると、内側に入り込んだ泥棒が、外側から見えなくなるため、かえって不安材料になりがち。
植栽を使った生け垣にしたり、網目のフェンスなどを利用しましょう。
5.隣地境界ゾーン
プライバシーに配慮。窓の位置や目隠しの必要性を考えてみましょう。近所の方との付き合いもありますので色々考える必要有りです。
6.サービスヤードゾーン
洗濯物を干したり、ごみを置くなど、外部での家事空間として活用します。広さや使い勝手を考慮、目隠し等の配慮も検討すること。
外構工事をしっかりと行うことで新築の住宅はより華やかになります。リフォームも外観が大きく変わります。
防犯など本来の役割を意識しつつ、お洒落な外構を目指したいものです。メーカーから様々な新商品が販売されて目移りしてしまいますが、家の外観に合わせた理想の外構をイメージし進めていきたいものです。
外構についてお悩み、ご検討中の方は、ひびきホームにお気軽にお問い合わせください。
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