外壁は建物を綺麗にみせるだけではなく、建物そのものを守る役割も担っています。しかし、時間の経過とともにその機能は低下します。 また、築年数が同じ建物でも、環境などの違いで劣化の進み具合は異なります。同じ建物でも陽の当たり方や湿気のこもる箇所によって傷み方が違いますので、それによりメンテナンスの仕方もそれぞれ違います。
どんなに耐久性の高い高級塗料をつかっても、建物の傷んだところが正しく補修されていなかったり、下地処理が適切に行われていなかったりすると、その効力は十分に発揮できません。建物のどこがどの様にどの程度傷んでいるのか、そして、どのような補修が必要なのかを知ることが、外装リフォーム成功の第一歩なのです。
当社では、すべてのお客様に対して、屋根・外壁の診断をおすすめ、実施しています。
外壁診断士とは?
【外壁診断士】とは、外壁の性能と課題に対処する専門的な知識を習得しており、依頼者に公正なアドバイスや提案ができる優れた技術者です。 木造住宅に求められる 構造性能、耐火性能、耐久性能、快適能、経済性能の5つを実現します。 外壁診断士は外壁に求められる諸性能を理解し、設計から工事、管理、メンテナンスまでを通して、外壁のプロフェッショナルとして、外壁に関わる効率的・ 効果的な作業と理論を日頃より学習しています。
なぜ、外壁診断士なのか?
外壁診断士には以下のいずれかの基礎的資質が求められます。
・住宅建設に関わる経験を5年間以上有していること
・一級建築士、二級建築士、木造建築士の資格を有すること
・1級・2級建築施工管理技士の資格を有すること
・インテリアコーディネーターの資格を有すること
・外壁アドバイザー合格後、住宅建設に関わる経験を2年以上有すること
外壁診断士は家についての知識をしっかり持った証なので、建物診断する時にも適切な診断ができるということになります。